2021年10月に開催されておりましたCardano Catalyst Fund6 にて、皆様から大変多くの投票を頂き誠にありがとうございました。お陰様でSPO JAPAN GUILDは資金調達を確保することができました。
資金はプロジェクトの進捗状況に応じて、複数回に分割されて支払われます。当プロジェクトでは12月10日時点で既に2回の資金調達(2回合計:6,380.417ADA)を受けとり新しい開発を進めております。
Catalyst Fund6で提案させて頂いた内容の中から資金使途の振り返りと、現在の取り組み内容ご報告させて頂きます。
Catalyst Fund6資金使途について
◆2020年8月からの活動(1年間)に割いた活動経費(サーバー契約費用含む)
・・・1,200,000円(100,000/月×12か月)
◆プール分散化マーケティング活動におけるドメインおよびホームページサーバーの管理
・・・9000円(1,500円×6か月)
[SPOJAPANGUILD]https://spojapanguild.net/
◆ステークプール情報取得用サーバー1台の契約(cardano-db-sync/cardano-node)
・・・42,000円(8,000円×6か月)
◆Cardano-nodeテストネット用サーバー2台の契約 (新ノードバージョンリリース前検証のため)
・・・42,000円(8,000円×6か月)
◆ステークプール運営日本語コンテンツの制作とメンテナンス
・・・540,000円(90,000/月×6か月)
〇ステークプール構築マニュアルの更新
〇ステークプール運営マニュアルの作成と更新
・プール監視の解説
・キーファイルの解説
・トポロジーの解説
・プロトコルの解説
・報酬制度の解説
・ノードメンテナンスの解説
・セキュリティ設定の解説
etc…
※実際の金額はドルで計算し、ADAで振り込まれております。
これまでの歩み
SPO JAPAN GUILDは2020年8月25日に発足し、これまで88名のSPO、81登録プールにまで成長いたしました。これも日頃から応援して頂けるコミュニティの皆様のお陰です。大変ありがとうございます。
現在の取り組み内容(2021/12時点)
■リリース済み
・ブロック生成ステータス通知アプリ(LINE/Telegram/Discord/Slackに対応)
SPOはブロック生成スケジュールを事前に取得することができ、生成が成功した場合にのみサードパーティー製の通知機能をTelegramで受け取ることができました。しかし、スケジュールに対しブロック生成が失敗した場合にサーバー内のプログラムをチェックしないと把握できなかったため、外出時にすぐ確認できるスマホ等への通知機能を開発しました。
・毎週土曜日 SPO定期オンラインミーティングの開催
新しい技術の説明、情報共有など
開発・計画中の内容
・ウェブサイトの全面リニューアル
・ステークプール構築日本語マニュアル再構築 (~2021/1予定)
プール構築・運用マニュアルを https://spojapanguild.net/ へ統合しリニューアル
・Guild内、SPO認証方式にCIP-0022を採用予定 (vrfキー所有権証明)
ウェブサイト内SPOマイページ機能とも連動
・デリゲートボタン開発 (Nami/Yoroi/ccvault対応予定) (SJGウェブサイトに実装)
・デリゲートボタンモジュール開発 各プールのウェブサイトにJavascriptコードのみで実装可能
・CNTOOL日本語化
・ccvault.io日本語化
・新規SPO参入者への説明会
今後、P2PコネクターやHydra、ミスリル、など新し技術が続々と搭載されSPOが習得すべき情報量が多くなってまいります。カルダノでの技術情報は全て英語のため、SPO JAPAN GUILDでは日本語ドキュメントを作成しSPOへサポートを行ってまいります。
引き続きカルダノ分散化の啓蒙と促進活動を行ってまいりますので、何卒よろしくお願い申し上げます。